大学生が金融の新サービス募集 (NHKニュースより)

全国の大学生が金融サービスのアイデアを競うコンテストが、23日、日銀で開かれ、運動すると地域で使える通貨がもらえる「健康通貨」など、ユニークな提案が出されました。

このコンテストは金融サービスの新たなアイデアを考えてもらおうと、日銀が毎年開いていて、今回は全国の39校から112の提案が寄せられました。
この中から5つの大学が23日の決勝大会に臨み、大阪の摂南大学は運動すると自治体から地元の商店街などで使える「健康通貨」をもらえる仕組みを提案しました。健康への意識を高めて医療費の削減につなげるとともに、地域で使える通貨を発行することで地元経済の活性化に生かそうというものです。

このほか、企業が社員の労働時間を短くすると、融資の金利を下げる制度をつくることで長時間労働の是正につなげようという提案。そして、学生向けの教育資金を広く募ろうと、投資家が支援した学生が優秀な成績を挙げると、政府が投資に対するリターンを還元していく提案が発表されました。経済的に厳しい学生を後押しするとともに学生には勉学に励んでもらおうというアイデアです。

審査の結果、「健康通貨」を発表した摂南大学のチームが最優秀賞に選ばれ、リーダーの長谷川由佳さんは「80歳の祖母に運動してもらいたくて、運動がお金になる仕組みを考えました。どこかで実現すればうれしいです」と話していました。