保険組織のロイズ 英のEU離脱見据え ベルギーに拠点  (NHKニュースより)

イギリスがEU=ヨーロッパ連合に正式に離脱を通知するなか、ロンドンに本拠を置く世界最大の保険組織、ロイズは、EU域内でのビジネスを維持するため、ベルギーに新たに拠点を設けると発表し、企業や金融機関の間で、今後、同様の動きが加速することも予想されます。

発表によりますと、ロンドンの金融街シティーに本拠を置く世界最大の保険組織、ロイズは、イギリスがEUからの離脱を決めたことを受け、ベルギーのブリュッセルに新たに拠点を設けることを決めました。

新設する拠点は、EU域内でのビジネスを行う方針で、2019年初めに営業を開始するとしています。

この理由について、ロイズのインガ・ビールCEOは声明で、「イギリスがEUから離脱した際に、混乱なくサービスを提供するため、解決策を提示することが重要だ」と説明しています。

イギリス政府は、EUからの離脱に伴って、単一市場から撤退する方針を示していて、EU域内でのビジネスが制限されるのではないかという懸念が広がっています。

イギリス政府は3月29日、EUに正式に離脱を通知し、離脱交渉が始まることになりますが、交渉は難航するとみられていて、今後、イギリスに拠点を置く企業や金融機関の間で拠点や機能を移す動きが加速することも予想されます。