保険募集人の体制整備に関するガイドラインが一部改正 (ネクタイ派手夫の保険流通革命ブログより)

生命保険協会から、平成27年11月12日ら制定された「保険募集人の体制整備に関するガイドライン」ですが、4度目の改正がありました。

詳細は、「生命保険協会 保険募集人の体制整備に関するガイドライン」で検索すると出て来ますので、プリントアウトして、じっくり見て下さい。

既に、メディア等で、先行して「生保各社、過度な販促廃止」といった見出しで記事掲載されていましたので、多くの代理店がご存知の内容です。

特定の保険商品の提示・推奨する際には、顧客に対して「その理由を分かりやすく説明する必要がある」と規定されていますが、ここに幾つかの文言が追加されました。

こんな内容です。

■海外だけでなく国内で実施する場合も含めて、保険会社による乗合代理店に対する表彰・研修について、宿泊数や研修内容、行き先等に照らして、社会通念からみて過度と考えられるインセンティブの獲得を目的に特定の商品を提示・推奨する場合、乗合代理店は顧客にその提示・推奨理由(当該インセンティブの獲得が目的であること)を分かりやすく説明する必要がある。

➡ 「国内表彰旅行があって、これに行きたいので、私はお客様にこの商品を勧めています」以外に分かりやすく伝えられないと思います
が、こう言ってお客様が理解いただけることはないですよね。

要するに不適切と言っている訳です。

■乗合代理店が保険会社から受け取る以下の金銭等については、保険募集に関する報酬として、乗合代理店は適切な提示・推奨理由を分かりやすく説明する必要がある。

①名目を問わず、販売促進を目的とした金銭

②名目を問わず、特定個社の商品販売が提供・継続の条件になっているもの等、実質的に募集に関する報酬と考えられるもの

なお、上記①・②については、以下のものが含まれる。

・保険募集手数料規程等に根拠があっても、一定の期間中の特定商品の成果に対して、保険募集手数料に加算して受け取るもの

・保険募集手数料等に根拠規定があっても、一定の販売量(年換算保険料・件数等)に偏重した基準を設定し、当該基準に達した場合に、保険募集手数料に加算して受け取るもの

・保険会社による乗合代理店に対する表彰・研修において、海外だけでなく国内で実施する場合も含めて、宿泊数や研修内容、行き先等に照らして、社会通念からみて過度と考えられるもの

・「マーケティング・コスト」、「業務委託費」、「広告費」、「協賛金」、「支援金」等の名目で、役務の対価としての実態がない、または、対価性の検証が困難な金銭等を受け取るもの

・保険募集人指導事業を行うフランチャイザーが、フランチャイジーから対価が支払われている業務に重ねて受け取るもの

・保険募集人指導事業を行うフランチャイザーが、フランチャイジー分を含む一定の販売量(年換算保険料・件数等)に達した場合、基本手数料に加算して受け取るもの

・特定の募集関連行為従事者への委託等を推奨されている場合や特定の保険会社の商品の販売量を供与・継続の条件として募集関連行為従事者に対する紹介料を負担するもの

➡ これらも、如何にして分かりやすく顧客に伝えられるのでしょうか。

要するに、これらも基本NGという解釈だと考えます。

なかなか詳しく書かれていますね。

「今、この保険会社のキャンベーン中なので、私はお客様にこの商品をお薦めします」とは言えないですよね。

具体的な事例を示すことで、保険会社の抜け道を遮断した感じがしています。

他にも、幾つか今回、改正されました。

前回の文章と照らし合わせて、何処が追加されたのか、代理店毎に社員全員で確認していって下さい。

こうしたことを、きちんとやって、こうしたことを誰と誰がいつやって、その後、社員全員にフィードバックし、更に、確認テストを実施し、理解度をチェックしたという議事録を残して、エビデンスも作って行きましょう。

凡事徹底!!

保険業界には必須のワードです!!