三井住友海上、あいおいニッセイ同和、不正請求をAIで検知 

三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は、保険金の不正請求を検知するソリューションの利用を広げることが報じられました。

 

人工知能(AI)技術などを活用し、不正が疑われる請求を効率良く自動的に検知します。

 

損害保険業界では、不正請求の手口が複雑・巧妙化する一方、大規模自然災害などが相次ぎ、短期間に膨大な数の保険金請求に対応する必要に迫られています。

 

特定の条件や指標に基づき、不正が疑われる請求をスコア化して検知。

 

組織的犯罪も増加する中、請求に関わる当事者間の隠れた相関関係をネットワーク図にして可視化することも可能だとしています。

 

三井住友海上は2019年4月から自動車保険の種目で活用し、導入前より不正請求が認められた件数が2割程度向上したそうです。

あいおいニッセイ同和損保は18日から全種目を対象に導入を予定で、両社とも既存の検知システムと併用することで効果を高めるとしています。

 

不正請求の件数は、検知できただけでも業界全体で年間数万件に及ぶ。大規模自然災害発生時は、保険金支払いの迅速さを意識するため、査定業務の一部簡略化なども実施しています。

これにAIなどを活用したソリューションが加わることで、迅速さを保ちつつ不正請求を発見できるとしています。