イオン、損保2社と防災協定  (日刊工業新聞より)

イオンは東京海上日動火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険と、災害対策で連携する防災協定を7月上旬にも結ぶ方針だ。

イオンの店舗に設けた一時避難場所に保険契約者の相談窓口を置いたり、それぞれの社員が被災地で移動する際に協力したりする。イオンは自治体や電力会社など約860の団体と防災協定を結んでおり、保険会社と提携するのは初めて。

公共機関や企業だけではなく、自治会との連携も進める。熊本地震などの経験を生かし、支援物資が地域に効率よく届くようにする。
イオンは外部団体も参加するグループ総合の防災訓練を、年2回開催している。7月の訓練では、愛知県内のショッピングセンターでペットの一時預かりを初めて実施する。緊急避難用のテント内にケージを置き、被災者が避難所に連れて行きづらい飼い犬などを預かる。ペットホテルなどを運営するイオンペット(千葉県市川市)のノウハウを生かす。
スーパーマーケットやショッピングセンター、金融など幅広い業種の企業を全国で運営している点を、支援に生かす。海外拠点でも災害やテロを想定し、連絡などの訓練をする。日本国内やすでに実施したタイでの経験を活用する。