「遠隔服薬指導」特区で運用開始

パソコンやスマートフォン、タブレット端末のテレビ電話を使い、薬の飲み方を薬剤師に教えてもらう「遠隔服薬指導」が2018年度中に始まりますが、国家戦略特区の規制緩和により、愛知県と福岡市、兵庫県養父市の一部での実施が決まったと報道されました。

 

患者は病気やけがをしたら、まずは医療機関で医師に診察してもらいます。

初診は対面が義務で、オンラインは利用できませんが、再診からはオンラインでの診療と服薬指導を受けられます。

医師の処方箋が薬局に送られ、薬剤師からネットで薬の飲み方を教えてもらえば、薬が自宅に配送されます。

 

医療機関や薬局が遠い過疎地に住む人への配慮もあります。

実施が決まった兵庫県養父市は山間部が多く、通院に片道1時間ほどかかる患者もいるという。患者が使っているタブレット端末などに、市が用意するアプリケーションをダウンロードすればオンライン指導を受けられるようにするそうです。

 

薬は飲み合わせを間違えれば、副作用を招く恐れがあり、服薬指導がオンラインでも正しくできるかはまだ十分に検証できていません。厚労省は特区での取り組みで出てくる課題などを検証し、今後の規制緩和の判断材料にする方針だそうです。